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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2007307644
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Last updated : May 12, 2008
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タイトル 呼吸器診療におけるリスクマネージメント 気管支鏡検査でのリスクマネージメント
著者
大崎, 能伸 (Ohsaki, Yoshinobu)
中尾, 祥子 (Nakao, shoko)
中田, 寛章 (Nakata, Hiroaki)
上位タイトル
呼吸 Vol.26, No.8  (2007. 8) ,p.751- 757
識別番号
ISSN
0286-9314
抄録 気管支鏡検査は重大事故の発生率という観点からは安全な検査であるといえる。しかし、発生率が低くても検査中に合併症が発生すると重篤な傷害に進展する危険性が高い。気管支鏡検査時の合併症のうち頻度が高いものは、大量出血、気胸、呼吸不全、喘息発作、心筋梗塞、不整脈、リドカイン中毒、炎症、気道閉塞の悪化などと報告されている。気管支鏡検査での意識に上がるリスクを軽減するには、インシデントレポーティング制度よりも、検査中に気がついたことが不安全状態かどうかを判断して、不安全状態であればすぐに改善することがよいと思われる。また、合併症が発生した場合を想定してシミュレーションを繰り返し行い、フェイルセーフが十分であるか絶えず検討することが望ましい。発生頻度は極めて少ないが、重大事故につながる事例とその対策については、投稿論文や学会発表などを通じて検査グループや施設内での知識として共有する必要がある。
キーワード
気管支鏡、危機管理、合併症、リスクコントロール
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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