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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2007259899
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Last updated : Jun 3, 2008
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タイトル 急性骨髄性白血病に対する骨髄非破壊的前処置による臍帯血移植後voriconazole投与中に発症した肺ムコール症
著者
進藤, 基博 (Shindo, Motohiro)
佐藤, 一也 (Sato, Kazuya)
神保, 絢子 (Jinbo, Junko)
細木, 卓明 (Hosoki, Takaaki)
生田, 克哉 (Ikuta, Katsuya)
佐野, 文子 (Sano, Ayako)
西村, 和子 (Nishimura, Kazuko)
鳥本, 悦宏 (Torimoto, Yoshihiro)
高後, 裕 (Kohgo, Yutaka)
上位タイトル
臨床血液 Vol.48, No.5  (2007. 5) ,p.412- 417
識別番号
ISSN
0485-1439
抄録 59歳男。患者は2004年9月急性骨髄性白血病と診断され、侵襲性肺アスペルギルス症(IPA)、ガンジダ血症の併発を認めた。Micafungin、amphotercin B(AMPH-B)の投与によって症状は改善し、以後は強力な寛解導入療法により感染症の悪化が危惧されたため移植前寛解導入療法は行わず、2005年1月に骨髄非破壊的前処置による臍帯血移植が施行された。その結果、シクロスポリンを用いて移植宿主病(GVHD)予防を行ったが、IV度の急性GVHDを発症し、ステロイド投与は長期化した。この間、真菌症の増悪を考慮して抗真菌剤をvoriconazole(VRCZ)に変更したが、胸部CTでは両側上葉に斑状のスリガラス陰影が認められた。更に喀痰、便等からムコール目真菌が検出され、肺ムコール症と診断され、AMPH-Bを投与するも喀血を繰返し、患者は最終的に死亡となった。尚、近年、造血幹細胞移植時の真菌感染治療薬としてのVRCZ投与中におけるムコール症の発症例が海外から報告されているが、我が国では同様の報告はほとんどみられていない
キーワード
mucormycosis
voriconazole
stem cell transplantation,acute myeloid leukemia
注記 著者版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ author
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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