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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2007221218
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Last updated : Apr 23, 2008
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タイトル 扁桃と病巣感染 他科との連携 耳鼻咽喉科の立場から
著者
原渕, 保明 (Harabuchi ,Yasuaki)
吉崎, 智貴 (Yoshizaki, Tomoki)
後藤, 孝 (Goto, Takashi)
高原, 幹 (Takahara, Miki)
坂東, 伸幸 (Bandoh, Nobuyuki)
上位タイトル
口腔咽頭科 Vol.19, No.2  (2007. 3) ,p.181- 187
識別番号
ISSN
0917-5105
抄録 扁桃病巣疾患は症状の発現部位が必ずしも耳鼻咽喉科領域ではないため、その治療においては関係する他科との連携が必要不可欠である。一般に扁桃病巣疾患としてIgA腎症、掌蹠膿疱症、胸肋鎖骨過形成症の3疾患が広く知られており、扁摘により高い治療効果が認められている。今日ではその3疾患の他に乾癬やアレルギー性紫斑病などの皮膚疾患、ベーチェット病やリウマチ性関節炎、アキレス腱炎などの自己免疫疾患においても扁桃との関連性が報告されているが、扁桃病巣疾患としての認識は未だ十分とは言えないのが現状である。現在当科ではこれら多くの扁桃病巣疾患に対して関係他科との連携のもと積極的に扁摘を行い、非常に高い効果を認めている。一般に扁桃病巣疾患はその多くが難治性であり、内科的治療のみではコントロールが難しい。それらの疾患全例に扁摘の効果があるわけではないが、扁桃との関連性を疑わせる所見がある場合には積極的に扁摘を考慮すべきである。今後さらなる病態の解明と関係他科への啓蒙が必要であろう。
キーワード
扁桃病巣疾患、扁桃摘出術、IgA腎症、掌蹠膿疱症、胸肋鎖骨過形成症
注記 著者版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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