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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2007133062
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Last updated : Nov 17, 2008
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タイトル ヒアルロン酸ナトリウムの免疫調節能に関する検討
著者
能地, 仁 (Nochi, Hitoshi)
阿部, 里見 (Abe, Satomi)
小林, 浩 (Kobayashi, Hiroshi)
前田, 龍智 (Maeda, Tatsunori)
松野, 丈夫 (Matsuno,Takeo)
上位タイトル
膝 Vol.30, No.1  (2005. 10) ,p.155- 158
識別番号
ISSN
0911-1425
抄録 著者等はこれまでにヒト新生児関節軟骨細胞がin vitroにおいてユニークな免疫調節能を示すことを報告してきたが、今回は抗炎症作用が確認されているヒアルロン酸のリンパ球増殖調節作用について検討した。健常人より末梢血単核球(PBMC)を分離、Magnetic cell sorting systemを用いてCD4+CD14-Tリンパ球を分離して、PBMCとCD4+CD14-Tリンパ球はCD28とCD3を刺激してポリクローナルに活性化させて材料とした。ポリクローナルに活性化させたPBMCとCD4+CD14-Tリンパ球に分子量80万のヒアルロン酸(HA)を0〜37.5%(1.25〜3.75mg/ml)添加して培養した。リン酸緩衝液をネガティブコントロールとして活性化後2・3・4・5日目の細胞増殖を[3H]サイミジン取り込み試験で測定し、同時に倒立顕微鏡下に細胞増殖形態を観察した。その結果、HAは1.25〜3.75mg/ml濃度においてCD4+CD14-Tリンパ球増殖を全観察期間において有意に抑制した。以上より健常軟骨細胞は組織特異的抗原を発現しつつも関節液・関節軟骨中のヒアルロン酸によって免疫サーベイランスから逃れている可能性が示唆された。
キーワード
関節軟骨、免疫、ヒアルロン酸
注記 出版社版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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