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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2007112015
アイテムタイプ Article
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Size : 1.2 MB
Last updated : Oct 1, 2008
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タイトル 手術症例報告 CEP(circular skin excision and purse string skin closure)法を用いて摘出した前仙骨部皮様嚢腫の1例
著者
海老澤, 良昭 (Ebisawa, Yoshiaki)
河野, 透 (Kohno, Toru)
千里, 直之 (Chisato, Naoyuki)
高岡, 正実 (Takaoka, Masami)
間宮, 規章 (Mamiya, Noriaki)
葛西, 眞一 (Kasai, Shinichi)
上位タイトル
手術 Vol.61, No.1  (2007. 1) ,p.123- 126
識別番号
ISSN
0037-4423
抄録 症例は幼少時に両側鼠径ヘルニア根治術既往がある28歳男性で、15歳頃より自覚していた左臀部の腫瘤が徐々に増大し臀部違和感が出現したため来院、精査により成人前仙骨部巨大腫瘤と診断されて手術目的で入院となった。入院時血液検査では腫瘍マーカー・末梢血・血液化学的に異常所見は認めず、骨盤MRI所見では腫瘤は上方は前立腺の高さまで達し、尾仙骨前面に存在し臀部まで進展した辺縁平滑な径13cm大の嚢胞性腫瘤であった。以上の所見から前仙骨部皮様嚢腫の診断にて臀部からのアプローチでCirculr skin excision and purse string skin closure(CEP)法を用いて切除術を施行した。摘出標本は12×11×7cm大で表面は灰白色の嚢胞を呈し、内部の大部分は黄白色粥状物質で占められており多数の毛髪を認め、病理組織学的所見から悪性像は認めず、皮様嚢胞と診断された。術後経過は良好で第15病日に退院となり、2ヵ月後には左臀部創はほぼ平坦となり十分満足できる状態となっていた。自験例におけるCEP法の術式を呈示し解説した。
キーワード
CEP法、前仙骨部、皮様囊腫 
注記 出版社版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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