AMCoR Asahikawa Medical College
HOME
|

AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


| ホーム ニュース ログイン |

Language

AMCoR検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:936
ID 2007049750
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
本文 2007049750.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 4.0 MB
Last updated : Aug 21, 2013
Downloads : 915

Total downloads since Aug 21, 2013 : 915
タイトル 【滲出性中耳炎update】 小児滲出性中耳炎に対する薬物療法
著者
林, 達哉 (Hayashi, Tatsuya)
上位タイトル
ENTONI No.68  (2006. 10) ,p.47- 51
識別番号
ISSN
1346-2067
抄録 滲出性中耳炎の成因および遷延化には複数の因子が複雑に絡み合っているため、単一の薬物が常に奏効するとは限らない。また、滲出性中耳炎症例の中には自然治癒が多く予後良好な急性中耳炎の治癒過程が含まれる可能性がある。この様な予後良好群を除外するのは難しいため、薬物療法の有効性を示すには高い自然治癒率を上回る治療成績が要求される。この疾患に対する薬物の効果を示すエビデンスが限られているのは以上のような理由による。結果として、エビデンスに基づいて作成された米国の「小児滲出性中耳炎診療ガイドライン(2004年版)」には、推奨できる薬物療法の記載はない。しかし、個々の患者のその時々の状態を適切に評価し、その病態に則して行う薬物療法はこれからも十分に価値のある治療であり続けると考えられる。この場合も、薬物療法の限界を理解し、薬物療法と観血的治療との適切なバランスを常に意識しながら治療に当たることが重要である。
キーワード
滲出性中耳炎、小児、薬物療法、エビデンスに基づく推奨
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
関連アイテム