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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2007010080
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Last updated : Dec 2, 2013
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タイトル 診断に苦慮した胃粘液癌の一例
著者
稲垣, 泰好 (Inagaki, Yasuyoshi)
斉藤, 裕樹 (Saito, Hiroki)
玉木, 陽穂 (Tamaki. Yosui)
小林, 厚志 (Kobayashi, Atsushi)
千坂, 賢次 (Chisaka, Kenji)
浅井, 眞人 (Asai, Mahito)
上位タイトル
名寄市立病院医誌 Vol.14, No.1  (2006. 7) ,p.45- 49
識別番号
ISSN
1340-2749
医中誌ID 2007010080
抄録 75歳女。健診で胃幽門部の陰影欠損を指摘された。上部消化管内視鏡検査(GF)で粘膜下腫瘍(SMT)様の病変を認めたが、生検では正常粘膜組織であった。以後3回GFおよび生検を行なったが、同様の結果であった。初診より1年後、腹部CTで胃幽門部および膵頭部の腫瘤を指摘された。GFでは隆起性病変の増大、粘膜面のびらん増加を認め、生検は粘液癌の所見で、幽門側胃切除術およびリンパ節郭清を施行した。切除標本では胃幽門小彎側を中心に陥凹を伴う40×35mmの隆起性病変を認めた。前壁側に伸びるBridging foldを認め、隆起表面の粘膜面の変化は比較的乏しかった。病理組織所見で蜂巣状の粘液産生能の強い構造異型を認め、内部にN/C比の高い変化に富んだ核異型を認めた。リンパ節には粘液産生に乏しい異型細胞が多量にみられた。最終診断はearly gastric cancer、mucinous adenocarcinoma、Stage IVであった。後治療は行わず、再発なく経過している。
キーワード
胃粘液癌、mucinous adenocarcinoma
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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