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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2007010069
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Last updated : Sep 1, 2011
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タイトル 胸部大動脈破裂に対する緊急手術の成績
著者
田中, 和幸 (Tanaka, Kazuyuki)
和泉, 裕一 (Izumi, Yuichi)
眞岸, 克明 (Magishi, Katsuaki)
藤森, 丈広 (Fujimori, Takehiro)
上位タイトル
名寄市立病院医誌 Vol.14, No.1  (2006. 7) ,p.6- 9
識別番号
ISSN
1340-2749
抄録 胸部大動脈破裂17例(男14例・女3例・平均69.6歳)の手術成績を報告した。疾患は真性瘤11例、解離による破裂4例、外傷性2例で、術前の状態は心タンポナーデ6例、ショック5例、心停止4例、冠虚血合併1例であった。術式は上行置換1例、上行弓部置換5例で、弓部全置換の1例にopen stent grafting(OS)を併施した。他は下行置換7例、OS 4例であった。術後早期合併症は脳梗塞2例、脊髄麻痺2例、血液浄化を要する腎不全4例、周術期心筋梗塞1例で、術前心停止の1例は蘇生後脳症となった。周術期死亡は術前心停止の2例で、低心拍出量症候群が原因であった。また、遠位弓部大動脈瘤破裂に対しOSを行った1例が術後8ヵ月で大動脈食道瘻により死亡した。平均観察期間38.7ヵ月での生存率は80.9%であった。術式による比較では、OS群が弓部置換群に比較して大動脈遮断時間が有意に短かった。手術時間、体外循環時間、脳分離時間は有意差がなかった。
キーワード
胸部大動脈、胸部大動脈瘤、大動脈解離、緊急手術、外傷
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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