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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2006297897
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Last updated : Aug 20, 2008
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タイトル 顎下リンパ節腫大を主訴としたメソトレキセート関連リンパ増殖性疾患の1例
著者
岸部, 幹 (Kishibe, Kan)
吉野, 和美 (Yoshino, Kazumi)
石井, 秀幸 (Ishii, Hideyuki)
和田, 哲治 (Wada, Tetsuji)
金井, 直樹 (Kanai, Naoki)
原渕, 保明 (Harabuchi, Yasuaki)
上位タイトル
日本耳鼻咽喉科感染症研究会会誌 Vol.24, No.1  (2006. 5) ,p.52- 58
識別番号
ISSN
0913-3976
抄録 74歳女.7年前から関節リウマチに対してメソトレキセート(MTX)を投与されていた.今回,右顎下部に腫脹・疼痛が出現し,近医で抗菌薬を処方されたが改善しないため当科を受診した.同部に直径2cm大で圧痛を伴う弾性硬のリンパ節を触知した.頸部造影CTで同部に造影効果のない2cm大の腫瘤を認めた.胸部CTでは肺門部に2cm大のリンパ節が2個認められた.経過中,右顎下部の腫瘤が3cmに増大し造影効果を伴うようになったためリンパ節の開放生検を施行した.術中所見では,周囲との癒着はなく,顎下腺と線維性の癒着を認め,顎下腺も含めて摘出した.摘出物の割面は黄色調で,病理組織学的にHodgkin様リンパ増殖性疾患と診断された.MTX関連リンパ増殖性疾患を疑い,MTXの投与量をそれまでの8mg/週から4mg/週に減らして経過をみたところ肺門部のリンパ節は徐々に縮小し,約3ヵ月でほぼ正常化した.以後6ヵ月間再発は認めていない
注記 著者版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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