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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2006129841
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Last updated : Jun 9, 2010
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タイトル 腹部大動脈瘤手術後の遠隔期成績
著者
木村, 文昭 (Kimura, Fumiaki)
和泉, 裕一 (Izumi, Yuichi)
眞岸, 克明 (Magishi, Katsuaki)
石川, 訓行 (Ishikawa, Noriyuki)
上位タイトル
北海道外科雑誌 Vol.50, No.2  (2005. 12) ,p.103- 107
識別番号
ISSN
0288-7509
抄録 1993年6月から2004年3月までに手術を施行した腹部大動脈瘤症例のうち,退院後6ヵ月以上を経過した95症例を対象に,遠隔期成績を後方視的に検討した.待機手術88例,破裂による緊急手術7例で,平均観察期間は47.7±27.7ヵ月,1例は追跡不能であった.術後遠隔期に,下肢ASO進展:6例,末梢吻合部瘤:3例,胸部大動脈瘤:2例,内腸骨動脈瘤:2例,虚血性心疾患:2例,イレウス:2例,胸腹部大動脈瘤:1 例,脳梗塞:1例を認めた.遠隔期死亡は19例で,癌死:6例,心血管疾患:3例,腎不全:4例,肺炎:3例,脳梗塞例:1例等であった.5年心血管事故回避率は80.3%,術後累積5年生存率は70.7%で,術後遠隔期に腹部大動脈瘤手術関連による死亡はなかった.心血管事故回避率ではASO合併群が有意に不良であり,遠隔期死亡の約30%が癌死であった.以上,これらのことからも,悪性腫瘍の発生や動脈硬化性疾患進行等を踏まえた術後のfollow upが重要であると示唆された.
キーワード
腹部大動脈瘤、遠隔成績、遠隔期合併症、虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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