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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2005235644
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Last updated : Aug 10, 2011
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タイトル 肺真菌症との鑑別に苦慮した肺放線菌症の1例
著者
井手, 宏 (Ide, Hiroshi)
黒田, 光 (Kuroda, Hikaru)
秋葉, 裕二 (Akiba, Yuji)
船井, 哲雄 (Funai, Tetsuo)
櫻井, 宏治 (Sakurai, Hiroharu)
上位タイトル
旭川厚生病院医誌 Vol.14, No.2  (2004. 12) ,p.73- 78
識別番号
ISSN
0917-8066
抄録 61歳男性.患者は咳出現で近医を受診,右上肺野の結節影から塵肺として加療中であった.右上肺野の浸潤影とツ反強陽性で肺結核を疑ったが,気管支鏡検査で有意所見はなかった.しかし浸潤影は徐々に増強し,血痰が出現して,今回,著者らの施設へ紹介入院となった.X線では右上葉の浸潤陰影と容積縮小を認め,気管支鏡下生検および透視下生検では炎症細胞と壊死組織のみであった.喀痰のグロコット染色では菌糸様物質が3回検出され,肺真菌症が疑われたため抗真菌剤を内服,外来にて経過観察とした.その後,β-Dグルカンが高値となり,X線で陰影の拡大,濃度上昇と空洞形成を認め再入院となった.CTでは右上葉に空洞を伴う膿瘍性変化と右S6領域への浸潤を認め,右上葉切除・中下葉部分切除を施行した.その結果,病理所見により空洞内壊死物質中に菌糸が放射状に増殖する放射菌の菌塊を認め肺放射菌症と診断された
キーワード
肺放線菌症、肺真菌症、硫黄顆粒、喀痰中菌糸様物質
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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