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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2005166448
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Last updated : Aug 7, 2008
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タイトル 【内分泌 興味ある症例】 SOX9遺伝子に新規変異を同定したcampomelic dysplasiaの1例
著者
岡本, 年男 (Okamoto, Toshio)
長屋, 建 (Nagaya, Ken)
竹田津, 原野 (Takedazu, Genya)
林, 時仲 (Hayashi, Tokitsugi)
向井, 徳男 (Mukai, Tokuo)
藤枝, 憲二 (Fujieda, Kenji)
上位タイトル
ホルモンと臨床 Vol.52, No.増刊  (2004. 12 ) ,p.140- 143
識別番号
ISSN
0045-7167
抄録 1歳7ヵ月女児.生後2〜3ヵ月頃までは,啼泣などの胸腔内圧上昇時に著明なチアノーゼを呈し,用手換気を必要とした.気管支鏡検査を施行したところ,啼泣時に気管および気管支の扁平化,狭小化を認めた.気管支造影検査でも同様の所見であった.成長とともに用手換気の回数は減少し,生後7ヵ月で人工呼吸器を離脱したが,その後も啼泣時に回復困難なチアノーゼを認めることがあり,緊急時への対応のため,1歳時に気管切開術を施行した.微量酸素送与のみで呼吸状態は安定したため,1歳5ヵ月時に退院し外来で経過観察中である.SOX9遺伝子の解析を行った結果,新規変異(887 ins C/296 ins C)を同定した.この変異によりSOX9蛋白のTA domainがすべて異常蛋白に変異すると予想され,このためSOX9蛋白の転写活性因子としての機能が失われ,本症を発症したと考えられた.本症例は長期生存例になる可能性がある
注記 著者版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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