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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2005080759
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Last updated : Jun 17, 2014
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タイトル 緩下剤の長期乱用による酸性尿酸アンモニウム結石の1例 本邦報告例の検討
著者
加藤, 祐司 (Kato, Yuji)
芳生, 旭辰 (Hou, Kyokushin)
佐賀, 祐司 (Saga, Yuji)
奥山, 光彦 (Okuyama, Mitsuhiko)
山口, 聡 (Yamaguchi, Satoshi)
八竹, 直 (Yachiku, Sunao)
川上, 憲裕 (Kawakami, Norihiro)
上位タイトル
泌尿器科紀要 Vol.50, No.11  (2004. 11) ,p.821- 824
識別番号
ISSN
0018-1994
抄録 27歳女性.患者は左背部痛を主訴に前医を受診し,CTにて両側尿管結石による水腎症を指摘され,左経尿道的尿管砕石術を試みた.しかし,結石は腎内にpush upされ左尿管ステントの留置となった.今回,精査および加療を目的に著者らの施設へ入院したところ,小球性低色素性貧血,血清K濃度の軽度低下,アルドステロンの分泌亢進,24時間尿量と尿中Na排泄量の著明な低下を認めた.一方,CTでは右尿管結石による高度水腎症と左上部尿管に4mmの結石を認め,腎動態シンチでは右腎機能は廃絶し,機能的左単腎であった.左腎内結石を尿管鏡で摘出したところ,結石成分は酸性尿酸アンモニウムであった.患者は15歳より体重増加防止の目的で市販の緩下剤を常用しており,そのため,まずはこの緩下剤を中止させ,精神科医のカウンセリングを行った.その結果,尿量ならびに尿中Na排泄量は著明な改善を認め,現在は外来経過観察中で結石再発はなく,排便も酸化マグネシウムや大建中湯などでコントロールされている
注記 著者版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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