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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2004224007
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Last updated : May 29, 2013
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タイトル 鼠径ヘルニア術後に発生した膀胱周囲肉芽腫の1例
著者
安住, 誠 (Azumi, Makoto)
小山内, 裕昭 (Osanai, Hiroaki)
和田, 直樹 (Wada, Naoki)
佐賀, 祐司 (Saga, Yuji)
橋本, 博 (Hashimoto, Hiroshi)
八竹, 直 (Yachiku, Sunao)
上位タイトル
日本泌尿器科学会雑誌 Vol.95, No.4  (2004. 5) ,p.684- 687
識別番号
ISSN
0021-5287
抄録 70歳男.持続的血膿尿を主訴とした.平成9年に右鼠径ヘルニア根治術を施行した.平成11年11月の検診にて尿潜血を指摘され,経過観察されていたが,平成14年2月に持続する血膿尿と右鼠径部湿潤を訴えた.入院時,検尿にて血尿を認め,尿および鼠径部滲出液の培養ではともに黄色ブドウ球菌が検出された.膀胱鏡検査では膀胱頂部右側に粘膜の浮腫状変化を認め,生検を行うも悪性所見はなく,CTでは同部位に腹壁まで連続する,約2cmの内部不均一な腫瘤性病変を認めた.抗生物質投与にて改善傾向がみられなかったため,腫瘤切除術,膀胱部分切除術を施行したところ,術後速やかに症状の消失を認めた.病理組織ではヘルニア手術時に使用されたと思われるメッシュの周囲に強い炎症性細胞浸潤を認め,鼠径ヘルニア術後に発生した膀胱周囲肉芽腫と診断した.鼠径ヘルニアの既往があり血膿尿が持続する場合には膀胱周囲肉芽腫を考慮する必要があると思われた
キーワード
ヘルニア、膀胱周囲肉芽腫
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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