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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2004107807
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Last updated : May 14, 2014
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タイトル 特発性食道破裂と同時発症が疑われた腹部限局大動脈解離の1例
著者
中西, 啓介 (Nakanishi, Keisuke)
和泉, 裕一 (Izumi, Yuichi)
眞岸, 克明 (Magishi, Katsuaki)
光部, 啓治郎 (Mitsube, Keijiro)
久保田, 宏 (Kubota, Hiroshi)
上位タイトル
日本心臓血管外科学会雑誌 Vol.32, No.4  (2003. 7) ,p.246- 249
識別番号
ISSN
0285-1474
医中誌ID 2004107807
抄録 47歳男性.患者は胸背部痛を主訴に,特発性食道破裂と診断され,著者らの施設で緊急食道破裂部縫合閉鎖を施行した.術前造影CTでは腎動脈下大動脈の最大径は3.0cm,右総腸骨動脈の最大径は2.5cmで,偽腔は開存していた.しかし,術後8日目の腹部CTで腎動脈下大動脈から右総腸骨動脈までの解離が確認され,手術を行った.手術は右後腹膜経路でアプローチ,腎動脈下で大動脈を遮断し瘤壁を切開したところ,右前方に偽腔が存在し,大動脈に2ヵ所と総腸骨動脈に1ヵ所のエントリーまたはリエントリーを示す交通孔を認めた.解離腔は,中枢側で腎動脈下,末梢側で右総腸骨動脈分岐部で収束しているのが確認され,Y型人工血管を用いて腎動脈下大動脈から両側腸骨動脈までの置換を行った.術後経過良好で15日目に退院となった.本症例では食道破裂時以外に強い疼痛の既往がないことなどから,特発性食道破裂と同時に腹部限局大動脈解離が発症した可能性が示唆された
キーワード
腹部限局大動脈解離、特発性食道破裂
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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