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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2003252003
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Last updated : Sep 2, 2010
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タイトル 当院における麻疹合併妊娠の検討
著者
野澤, 明美 (Nozawa, Akemi)
日高, 康弘 (Hidaka, Yasuhiro)
川村, 光弘 (Kawamura, Mitsuhiro)
上位タイトル
名寄市立病院医誌 Vol.11, No.1  (2003. 3) ,p.17- 21
識別番号
ISSN
1340-2749
抄録 平成13年9月下旬から約4ヵ月間,麻疹が流行し,妊娠検診を受けていた4名が発症した.麻疹流行の状況,妊婦麻疹感染予防対策の概要を報告した.流行時,約300名の妊婦の麻疹罹患とワクチン接種歴を調べ,約130名の麻疹抗体検査を行った.麻疹抗体陰性または麻疹抗体非保有と思われたものは7名で,そのうち4名が発症して1名は流産した.正期産で分娩となった2名の新生児には明らかな異常は認められなかった.発症しなかった3名では,2名にグロブリン投与を行い,1名は早めの里帰りによる転地を勧め,発症を回避した.麻疹IgG抗体陽性で麻疹に罹患したものはいなかった.以上により,麻疹の集団発生が起きた場合,妊婦の抗体スクリーニングを早急に実施し,抗体陰性者に対するグロブリン投与や,転地を勧めることは,発症予防に有用であることが示唆された.また,抗体陰性妊婦から出生した児についても,グロブリン投与は有効であることが示唆された
キーワード
pregnancy、measles、fetus and newborn、abortion
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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