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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2002166423
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Last updated : Dec 20, 2010
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タイトル 北海道におけるスポロトリコーシスの1例 本邦最北端の感染例
著者
久保, 等 (Kubo, Hitoshi)
中村, 哲史 (Nakamura, Satoshi)
芝木, 秀臣 (Shibaki, Hideomi)
浅野, 一弘 (Asano, Kazuhiro)
飯塚, 一 (Iizuka, Hajime)
上位タイトル
皮膚科の臨床 Vol.44, No.3  (2002. 3) ,p.384- 385
識別番号
ISSN
0018-1404
抄録 症例は北海道・新十津川町で農業を営む54歳男性で,8ヵ月前に右手の手関節を虫に刺され,市販の外用薬では改善しなかった.右手の手関節伸側部には直径2cmの卵円形赤褐色肉芽腫様潰瘍局面があり,膿苔が付着していた.真皮全層は慢性肉芽腫性炎症像を呈していたが,PAS染色では菌要素を認めなかった.右手の手関節伸側部の肉芽腫様潰瘍局面と尺骨側皮内硬結の皮膚生検組織からは,発育が中程度の中心部に皺襞を有する灰褐色のコロニーが得られた.スライドカルチャーでは円形から卵円形の分生子が菌糸に単生したものと,花弁状を呈したものの2種類がみられた.ミトコンドリアデオキシリボ核酸-RELP法では,この菌はタイプ7と同定された.スポロトリキン反応は12×13/26×33mmであった.イトラコナゾールの内服を開始したが,皮疹は一進一退であり,その後,使い捨てカイロを併用した.皮疹は徐々に消退し,4ヵ月で治療を中止したが,再発はみられない
キーワード
スポロトリコーシス、北海道
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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