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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2001026342
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Last updated : Feb 9, 2012
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タイトル 新しい脳内摂食刺激ペプチド Orexinの胃酸分泌刺激作用
著者
奥村, 利勝 (Okumura, Toshikatsu)
山田, 裕人 (Yamada, Hiroto)
本村, 亘 (Motomura, Wataru)
高橋, 伸彦 (Takahashi, Nobuhiko)
高後, 裕 (Kohgo, Yutaka)
上位タイトル
Therapeutic Research Vol.21, No.Suppl.1  (2000. 4) ,p.S69- S70
識別番号
ISSN
0289-8020
抄録 Orexinが摂食だけでなく消化器機能の中枢調節に関する脳内分子ではないかとの仮説を立て,その胃酸分泌に及ぼす影響について実験した.実験は24時間絶食させた後の雄性のSDラットを用い,胃酸の分泌測定を幽門結紮法で行った.ラットの大槽内に合成Orexin Aを投与した結果,用量依存性に胃酸分泌を促進した.一方,Orexin Aを腹腔内に投与しても胃酸分泌に影響を及ぼさなかった.この成績は,Orexin Aが中枢神経系に作用して胃酸分泌を増加させることを示唆した.Orexinが酸分泌に加えて摂食亢進作用を併せもつ生理活性物質との報告はこれ迄になく,Orexinが脳相刺激胃分泌の脳内mediatorである可能性を示唆していると考えられた.脳相刺激胃分泌は迷走神経依存性であることが知られているが,アトロピンの前投与および迷走神経切断は,Orexin Aによる胃酸分泌亢進を完全にブロックした.この成績は胃酸分泌亢進が迷走神経依存性であることを示し,仮説を支持するものであった
キーワード
Orexin、Brain、Gastric acid、Vagus nerve
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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