Language
AMCoR検索
インデックスツリー
|
詳細
閲覧数:1217
ID |
2001026342 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
本文 |
2001026342.pdf
Type |
: application/pdf |
|
Size |
: 212.6 KB |
Last updated |
: Feb 9, 2012 |
Downloads |
: 997 |
Total downloads since Feb 9, 2012 : 997
|
|
|
タイトル |
新しい脳内摂食刺激ペプチド Orexinの胃酸分泌刺激作用
|
著者 |
奥村, 利勝
(Okumura, Toshikatsu)
|
高橋, 伸彦
(Takahashi, Nobuhiko)
|
|
上位タイトル |
Therapeutic Research
Vol.21,
No.Suppl.1
(2000.
4)
,p.S69-
S70
|
|
識別番号 |
|
抄録 |
Orexinが摂食だけでなく消化器機能の中枢調節に関する脳内分子ではないかとの仮説を立て,その胃酸分泌に及ぼす影響について実験した.実験は24時間絶食させた後の雄性のSDラットを用い,胃酸の分泌測定を幽門結紮法で行った.ラットの大槽内に合成Orexin Aを投与した結果,用量依存性に胃酸分泌を促進した.一方,Orexin Aを腹腔内に投与しても胃酸分泌に影響を及ぼさなかった.この成績は,Orexin Aが中枢神経系に作用して胃酸分泌を増加させることを示唆した.Orexinが酸分泌に加えて摂食亢進作用を併せもつ生理活性物質との報告はこれ迄になく,Orexinが脳相刺激胃分泌の脳内mediatorである可能性を示唆していると考えられた.脳相刺激胃分泌は迷走神経依存性であることが知られているが,アトロピンの前投与および迷走神経切断は,Orexin Aによる胃酸分泌亢進を完全にブロックした.この成績は胃酸分泌亢進が迷走神経依存性であることを示し,仮説を支持するものであった |
キーワード |
Orexin、Brain、Gastric acid、Vagus nerve |
|
注記 |
雑誌掲載版 |
言語 |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
Index |
|
関連アイテム |
|
|
|