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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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Last updated : Aug 15, 2013
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タイトル 【皮膚疾患と酵素up date】 Elafin/SKALP/trappin-2と炎症性皮膚疾患
著者
山本, 明美 (Yamamoto, Akemi)
中根, 宏 (Nakane, Hiroshi)
飯塚, 一 (Iizuka, Hajime)
上位タイトル
Derma No.22  (1999. 4) ,p.43- 47
識別番号
ISSN
1343-0831
抄録 Elafinは正常表皮では発現していないが、尋常性乾癖などの炎症性疾患の表皮において発現される小さな塩基性ペプチドで、好中球の蛋白分解酵素の阻害作用を有し、生体組織の過剰な損傷を防いでいるとともに、表皮角化細胞のバリア構造である辺縁帯の成分ともなる。Elafinの前駆体preproelafinはシグナルペプチドをもつため、細胞間に放出される。これが蛋白分解されて生じるproelafinにはトランスグルタミナーゼの基質ドメインがあり細胞外基質に架橋され、局所で蛋白分解酵素を阻害する。このドメインがはずれた成熟型elafinは乾癖患者の血清中、尿中で検出される。膿庖性乾癖ではelafinが過剰な蛋白分解酵素と複合体を形成して相対的なelafinの不足に陥っている。Elafinはまた、表皮に対する各種外的障害に対応しても発現が誘導され、生体防御物質として働いていると思われる。
キーワード
尋常性乾癬、膿胞性乾癬、蛋白分解酵素、辺縁帯、好中球、エラスターゼ
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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