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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 1994021387
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Last updated : Aug 30, 2010
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タイトル 北海道のライム病ボレリア伝播におけるエゾアカネズミのレゼルボア能力
著者
中尾, 稔 (Nakao, Minoru)
宮本, 健司 (Miyamoto, Kenji)
上位タイトル
衛生動物 Vol.44, No.2  (1993. 6) ,p.69- 84
識別番号
ISSN
0424-7086
抄録 北海道富良野市と根室市の森林で捕獲した野鼠のマダニ寄生状況を調査し,野鼠および野鼠寄生マダニからライム病ボレリアを検出した。森林環境に生息する野鼠はApodemus属が優占し,エゾアカネズミに多数のシュルツェマダニ幼若虫が寄生していた。ライム病ボレリアはエゾアカネズミの脾臓からの分離率が高く,エゾアカネズミに寄生していたシュルツェマダニ幼若虫からも高率にボレリアを分離できた。野外捕獲のエゾアカネズミに実験室内で飼育したボレリアフリーのシュルツェマダニ幼虫を曝露したところ,飽血幼虫がボレリアを保有するようになった。また,ボレリア保有シュルツェマダニ若虫を実験室内で繁殖させたボレリアフリーのエゾアカネズミに曝露したところ,ネズミへの感染が成立した。野外調査と感染実験の結果から,北海道におけるライム病ボレリアの主要なレゼルボアはエゾアカネズミであると結論した
キーワード
Borrelia burgdorferi
reservoir
Apodemus speciosus ainu
vector
Ixodes persulcatus
注記 雑誌掲載版
言語
eng
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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