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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 1989203355
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Last updated : Feb 10, 2012
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タイトル 胃を支配する副交感神経系の構築とそれらの胃潰瘍形成に対する意義
著者
奥村, 利勝 (Okumura, Toshikatsu)
上位タイトル
自律神経 Vol.25, No.3  (1988. 6) ,p.292- 303
識別番号
ISSN
0288-9250
抄録 胃潰瘍形成に対する副交感神経系の意義をラットを用いて検討した.1)迷走神経胃枝を連続電気刺激すると胃体部に限局して潰瘍が形成された.潰瘍の程度ulcer index (mm)は4時間刺激群では2.0±2.0 (mean±SD),8時間刺激群では13.5±8.9 mmであった.2)胃壁内神経細胞は前胃部では筋層に存在し,胃体部・前庭部では筋層と粘膜下層に存在した.3)前胃部を支配する節前細胞は迷走神経背側核(DMN)内の吻尾側に拡がるカラムの外側部に,胃体部・前庭部を支配する細胞は内側部にすなわち部位特異的に分布していた.以上より,DMN内側部の細胞群の持続的興奮は胃体部の壁細胞から直接的に,また前庭部のガストリン細胞を介して間接的に酸分泌を増加させ,胃潰瘍形成に重要な役割を果す.その場合,粘膜下神経細胞が酸分泌機能の発現に関与するものと推定された
キーワード
胃潰瘍、迷走神経胃枝、電気刺激、胃壁内神経細胞、迷走神経背側核
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
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