AMCoR Asahikawa Medical College
HOME
|

AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


| ホーム ニュース ログイン |

Language

AMCoR検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1205
ID 1983170725
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
本文 1983170725.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 1.2 MB
Last updated : Sep 21, 2010
Downloads : 640

Total downloads since Sep 21, 2010 : 641
タイトル 酵素抗体法(ELISA)による日本住血吸虫由来の循環抗原の検出
著者
中尾, 稔 (Nakao, Minoru)
松田, 肇 (Matsuda, Hajime)
田中, 寛 (Tanaka, Hiroshi)
上位タイトル
寄生虫学雑誌 Vol.31, No.4  (1982. 8) ,p.289- 294
識別番号
ISSN
0021-5171
抄録 日本住血吸虫感染時に宿主の血清中に現われるといわれる虫体由来の循環抗原を酵素抗体法(ELISA)により検出した.免疫電気向流法(CIE)で循環抗原を検出し,ELISAの結果と比較した.抗成虫抗体をウサギにより作成し,特異IgG分画を得て,ELISAとCIEに用いた.ELISAにはペルオキシダーゼ標識抗成虫抗体を作成し,マイクロタイタープレートで固相サンドイッチ法を行った.CIEには高電気浸透の1%アガーを用いた.感染後7週のマウス血清では感染虫体数にかかわらずに12例中全例に循環抗原を証明できた.感染ウサギ血清では800セルカリア感染のもので感染後6週以後9週まで(10週目に死亡)循環抗原を証明できたが,10, 20, 70セルカリア感染のものではできなかった.ELISAとCIEの抗原検出感度はほぼ同じであった.フィリピン・レイテ島における本症患者血清40例について循環抗原を検索し,CIEではすべて陰性であったが,ELISAでは1例に高値を得た.本症の免疫血清診断では,循環抗原検出よりも,特異抗体検出が重要である
キーワード
Schistosoma japonicum
diagnosis
circulating antigen
sandwich ELISA
注記 雑誌掲載版
言語
eng
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
著者版フラグ publisher
Index
/ Public
/ Public / 国内雑誌論文
関連アイテム