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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2010147881
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Last updated : Dec 2, 2010
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タイトル 【バリア機能とアレルギー】 フィラグリンとは
著者
山本, 明美 (Yamamoto, Akemi)
上位タイトル
皮膚アレルギーフロンティア Vol.8, No.1  (2010. 3) ,p.13- 17
識別番号
ISSN
1348-7280
抄録 フィラグリンは表皮角化細胞の蛋白で、まずその前駆体が顆粒細胞でプロフィラグリンとしてつくられ、これはケラトヒアリン顆粒の主成分となる。顆粒細胞が角質細胞になるときに、プロフィラグリンは分解され、フィラグリンができる。後者は角化細胞のケラチン線維を凝集する作用があり、このために角層細胞は顆粒細胞と形態的に大きく異なってコンパクトに扁平化している。その後、フィラグリンは小分子に分解され、これらが保水機能を発揮するので、角層における天然保湿因子の主要な成分となる。ヒトのフィラグリン遺伝子は染色体1番の長腕に存在し、その前後には角化細胞の分化に関連する複数の遺伝子が配列している。最近そのひとつとして、フィラグリンと似たフィラグリン2が報告された。
キーワード
epidermal differentiation complex、ケラチン、ケラトヒアリン顆粒、天然保湿因子、プロフィラグリン
注記 著者最終原稿版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
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/ Public / 国内雑誌論文
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