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AMCoR:Asahikawa Medical University Collection and Research (旭川医科大学学術成果リポジトリ)は、本学で生産された電子的な知的生産物(学術雑誌論文の原稿・教材・学術資料など)を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保管庫です。

※AMCoRに収録された学術論文のほとんどは、商業出版社や学会出版社の学術雑誌に掲載されたものですが、著作権に係わる出版社の方針により、出版社の条件に添った版を収録しています。そのため実際の誌面とはレイアウトの相違や、字句校正による文言の違いがあり得ますことをあらかじめご了承ください。


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ID 2003144242
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Last updated : Aug 10, 2011
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タイトル BHLから肺野型へ急速に変化したサルコイドーシスの1例
著者
井手, 宏 (Ide, Hiroshi)
鈴木, 孝英 (Suzuki, Takahide)
秋葉, 裕二 (Akiba, Yuji)
櫻井, 宏治 (Sakurai, Hiroharu)
上位タイトル
旭川厚生病院医誌 Vol.12, No.1  (2002. 6) ,p.28- 33
識別番号
ISSN
0917-8066
抄録 20歳男性.両側肺門リンパ節腫脹(BHL)から肺野型へ急速に変化したサルコイドーシス(サ症)の1例を経験した.幼少よりアトピー性皮膚炎の既往があった.羞明の出現で眼科を受診し,ぶどう膜炎と胸部X線写真上でBHLを認めた.1ヵ月後,39℃の高熱と呼吸困難感で近医に肺炎と診断され入院したが,急速に悪化し紹介転院した.画像では全肺野にびまん性小粒状影を認め,BHLは消退していた.ACEは軽度高値で,動脈血ガス分析で低酸素血症を認め,呼吸機能検査で拘束性換気障害と拡散能の低下を認めた.気管支肺胞洗浄液(BALF)では総細胞数1900/μl,リンパ球41%と増加し,CD4/8比は0.19と低下していた.経気管支肺生検でリンパ球浸潤を伴う非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認め,サ症の肺病変の急性増悪と診断した.プレドニゾロン60mgより治療を開始し,症状および陰影は改善し呼吸機能および低酸素血症も正常化した.治療開始後20日目のBALFでは総細胞数70/μl,リンパ球14%と減少し,CD4/8比は0.55とやや上昇していた
キーワード
サルコイドーシス、急性憎悪、びまん性間質性陰影、CD8陽性細胞優位
注記 雑誌掲載版
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
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/ Public / 国内雑誌論文
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